国産の間伐材でつくった「樹恩割り箸」で、
日本の森林を考えるきっかけを
■ 「樹恩割り箸」で3つのいいこと
■ なぜ、間伐材・国産材を使うと森林が元気になるのでしょう?
■ 身近な割り箸だから広がるメッセージ
■ 「樹恩割り箸」製造工場一覧
■ 「樹恩割り箸」で3つのいいこと
JUON(樹恩) NETWORKは、大学生協と一緒に国産の間伐
材でつくった「樹恩割り箸」の普及に取り組んでいます。
日本の森林を元気にするために間伐材・国産材を使うこと、
障害者の仕事づくりに貢献すること、食堂の排水を減らすこ
と、この3つの目的をもって「樹恩割り箸」は生まれました。
現在、徳島・埼玉・群馬の知的障害者施設で製造され、全国
60以上の大学生協食堂などで利用されています。2010年
度からは、福島・茨城・東京・広島の知的障害者施設でも生
産が開始されます。
■ なぜ、間伐材・国産材を使うと森林が元気になるのでしょう?
地形が険しい日本では、森林が農地や宅地にされず残ってきました。日本人
は家や道具の材料、料理や暖をとるエネルギーとして木を利用してきましたが、
木は伐ってもまた植えて育てれば、なくなることはありません。持続可能な資
源なのです。
日本の面積の7割は森林ですが、その4割は人の手によって植えられた人工
林、言わば「木の畑」です。畑で芽を間引くように、山でも多めに木を植え、
成長する途中で育ちのよくない木を伐って間引くことで、よい木材がとれます。
しかし、安価な外国産の木材が輸入されるようになると、山林が険しいため
に大型の機械を使いにくい日本の林業は、価格で競争に負け衰退していきまし
た。国産材が売れず、間伐などの手入れをする資金がないため日本の森林は荒
れています。密に植えられたまま間伐されることなく放置された山では、光が
届かないため木がヒョロヒョロになり、台風や雪によってバタバタと倒れてし
まっているのです。
値段ではなく、森林の未来を考えて国産材や間伐材の製品を選ぶことは、日
本の森林を元気にするためにできることの一つです。適切に手入れをされた日
本の森林の木を、適切な値段で買うことで、林業が支えられ、森林の手入れが
進むようになります。
■ 身近な割り箸だから広がるメッセージ
日本では年間200億膳の割り箸が使われ、そのうち98
%は外国から輸入されています。外国産の割り箸は1膳1円前
後、国産の「樹恩割り箸」は2.5円と、価格の差は歴然です。
しかし、最近は環境への意識が高まり、「樹恩割り箸」の注
文は増えています。日本の森林の現状を知れば、なんとかし
たいと値段が高くても国産材を選ぶ人は多いのです。
木の製品の中でも特に身近な割り箸。「樹恩割り箸」は手
にした人に日本の森林を考えるきっかけを広げる、メッセン
ジャーでもあるのです。
■ 「樹恩割り箸」製造工場一覧
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